地元産トウモロコシ豊作 あすから割引販売 道の駅だいとう【一関】
一関市大東町の芦農園(芦謙二代表)は、20、21の両日に同町渋民の道の駅だいとうで地元産の人気トウモロコシ「菜の花こーん」の割引販売を実施する。トウモロコシの豊作と同駅の開業を祝う臨時企画で、特設会場などで通常価格の5~15%引きで販売を行う。
菜の花こーんは化学肥料を極力抑え、地元産の菜種かすが入った堆肥で栽培しており、最高糖度20度以上というメロンを上回るほどの甘さが特徴。今年は12日に収穫が始まり、同町渋民地内のトウモロコシ畑で連日3000~3500本程度を刈り取っている。
高温が続いたことと梅雨の間も雨が少なかったことなどから作柄は好調だった昨年を上回り、質、量とも上々。普段から菜の花こーんを購入している顧客に感謝を込め、4月にオープンした道の駅のPRも兼ね割引販売の実施を決めた。
芦代表は「今年の菜の花こーんは昨年を上回る豊作となり、糖度もこの時期としては平年比で2度くらい高い。この機会に大東を訪れ、旬の味をぜひ味わってほしい」と呼び掛ける。
今年の栽培面積は約6ヘクタールで、収穫作業は今後も9月中旬まで続く見込みだ。
割引販売は両日とも午前9時から正午まで行う。