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聴覚障害者スポーツPR キャラバンカー県内入り 11月・東京デフリンピック【岩手】

デフリンピックの開催をPRする(右から)浅利常任理事と千葉会長=県庁前

 聴覚障害者のための国際的なスポーツ大会「東京2025デフリンピック」をPRするキャラバンカーは25日、県内入りした。盛岡市の県庁前広場でセレモニーが行われ、11月のデフリンピックの開催、デフスポーツをPRした。

 キャラバンカーは6月に県内で行われた全国ろうあ者大会を皮切りに、全国の関係者がリレーしながら北と南から各1台が出発。デフリンピック本番まで開催都市の東京都を目指して各都道府県を走らせる。

 セレモニーでは青森県ろうあ協会の浅利義弘常任理事から岩手県聴覚障害者協会の千葉孝会長に、横断幕とキャラバンカーの鍵が引き継がれた。デフリンピック日本代表に内定した本県ゆかりの選手5人を紹介し、千葉会長は「聴覚障害者スポーツの魅力を発信し、誰もが共に応援できる社会づくりに向けて県民と一緒に盛り上げていきたい」と呼び掛けた。

 キャラバンカーは26日午前10時に盛岡市のふれあいランド前を出発し、シーナシーナ花巻駐車場、北上市総合福祉センター駐車場、県南広域振興局前(奥州市)を経て一関市役所本庁前駐車場を目指す。27日には宮城県に引き継がれる。

 キャラバンカーは大会のメインカラーの桜色を基調とした車体で、競技のイラスト、デフリンピックのマークなどが描かれている。マークには連盟のシンボルである鮮やかなタツノコマークが隠され、全国の仲間たちの力を結集するという気持ちを込めてデザインされている。

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