奥州・金ケ崎

40年ぶり胆沢町音頭 水の郷夏祭り 住民の絆深めパレード【奥州】

盆踊りパレードで約40年ぶりに復活した「胆沢町音頭」を踊る参加者

 奥州市の「いさわ水の郷夏祭り」(いさわのまつり実行委主催)は26日、同市胆沢南都田の胆沢文化創造センター周辺で開かれた。今年2月に幕を下ろした「全日本農はだてのつどい」の後継行事として胆沢の魅力を発信するイベント。厄年連が受け継いできた「つがい踊り」を披露したほか、目玉の盆踊りパレードで「胆沢町音頭」が約40年ぶりに踊られ、参加者約200人が蒸し暑さの中、祭りを盛り上げた。

 同祭りは、昨年まで同センターを運営するNPO法人が主催した夏祭りに、旧胆沢町時代に行われた盆踊りパレードなどさまざまなイベントを組み合わせ、地域住民の絆を深め、活性化につなげるのが狙い。

 同センター西側の市道を歩行者天国にして行われ、館内では吹奏楽や神楽の披露、真空ジェシカとスパイシーガーリックのお笑いライブなど、屋外ではジャンボボウリング大会、餅まき、よさこいの演技などを繰り広げた。厄年連のパフォーマンスでは25歳、42歳など厄年連約70人は農はだてのつどいで披露していた輪踊りの「つがい踊り」を演舞し伝統文化を継承した。

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