自慢のレトロカー大集合 ミチノクセッション ファンでにぎわう【北上】
ミチノクレトロカーズセッションinイワテは27日、北上市立花の展勝地レストハウス駐車場で開かれた。全国から希少なレトロカー約190台が集合し、会場に多くのファンが詰め掛けた。
さまざまな車イベントを手掛ける自動車ライターの金秀樹さん(53)=宮城県=と岩手観光物産展実行委員会が主体となって開催。金さんは宮城県で2013年から同イベントを実施しており、北上市での開催は今回で2回目となる。
国産車から海外のスポーツカーまで、所有者自慢の自動車が会場にずらりと並んだ。昭和に使用されていた消防車両などもあり、来場者は所有者と情報を交換したり、写真撮影したりしていた。
会場には自動車用品や車のプラモデルの販売ブースのほか、キッチンカーも並び、家族連れやファンでにぎわいを見せていた。
平成初期の名車も多く、金さんは「クラシックカーは昭和のイメージが強いが、若い世代にとっては平成の車も新鮮に感じる」と語り、「コロナ禍以降、自動車イベントは減ってしまった。幅広い年代が楽しめるようにし、継続して開催していきたい」と意気込んでいた。