全国菓子博で最高賞 高千代・カリカリブラックホール 撮影きっかけ誕生「名誉」【奥州】
奥州市水沢字吉小路の銘菓処高千代(高橋一隆代表取締役)が製造販売する洋菓子「カリカリブラックホール」が、5月から6月にかけて北海道旭川市で開かれた第28回全国菓子大博覧会で、洋菓子部門で最高賞の名誉総裁賞に輝いた。2019年に国立天文台水沢VLBI観測所(本間希樹所長)の研究者を含む国際プロジェクトチームが、ブラックホールの撮影に成功したのを受けて生まれた菓子で、高橋代表取締役(51)は「大変な名誉。きっかけを与えてくれた本間所長に感謝したい」と喜びを語る。
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カリカリブラックホールはフランスの焼き菓子・クロッカンをヒントに作られたチョコレート菓子で、はじけるキャンディーをトッピングした。「パチパチと音がするので宇宙を感じられるように」(高橋代表取締役)との工夫が施されている。
高千代は受賞記念として今月1~8日に同菓子を1個税込み価格220円(通常259円)で販売するキャンペーンを行う。