個性豊かな水彩画並ぶ 水の会作品展【花巻】
花巻市内の水彩画愛好者らでつくる「水の会」(白藤隆史代表)の第65回絵画展は22日、同市花城町のまなび学園で始まった。自由な構図と色使いの個性豊かな作品が並び、来場者を楽しませている。24日まで。
同会は市の高齢者趣味の会から発足。絵を楽しむことを目標に現在は月1回の例会を中心に活動している。絵画展はコロナ禍前は年に複数回開催していたが、近年は年1回となっている。
展示しているのは、会員15人と同会の講師を長年務めた故多田民雄さん(享年89)が描いた水彩画や油絵の作品31点。同市出身の詩人で童話作家の宮沢賢治が名付けた「イギリス海岸」や胡四王山など市内の観光スポットをはじめ、ユリやツバキ、アジサイ、コスモスなどの花を描いた力作が並ぶ。
初日から市民らが次々と来場し、1点1点じっくりと鑑賞。市内の別の絵画グループで活動する同市石神町の梅木千代子さんは「色の使い方や構図が素晴らしく、参考になる」と話していた。
時間は午前10時~午後5時(最終日は4時)。問い合わせは白藤代表=0198(24)5853=へ。
momottoメモ
時間は午前10時~午後5時(最終日は4時)。