一関・平泉

黄金の実り収穫 県南地方【平泉】

秋空の下、黄金色に実った稲穂を刈り取るコンバイン=6日午後2時、平泉町長島の一関遊水地第2地区

 6日の県南地方は高気圧に覆わて晴れ、最高気温は江刺32・1度、北上31・8度、一関31・3度、花巻30・6度(いずれも盛岡地方気象台調べ)の真夏日となった。秋晴れの空の下、北上川流域に広がる圃場(ほじょう)では稲刈りが始まり、黄金色に実った稲がコンバインで次々と刈り取られている。

 平泉町長島字矢崎の山平勝夫さん(73)は、一関遊水地第2地区内の圃場で稲刈り作業を開始。今季は県オリジナル水稲品種「金色の風」2ヘクタール、ひとめぼれ4ヘクタールを作付けし、初日は稲穂が大きく垂れ下がった金色の風を刈り取り、もみをトラックに積み込んでいた。

momottoメモ

7日は二十四節気の「白露」で、夜に大気が冷えることで草木に朝露が付く時期とされる。同気象台によると、同日の県内ははじめのうち高気圧に覆われ晴れるが、午後は前線や暖かく湿った空気の影響で曇りや雨となり、雷を伴い激しく降る所がある見込み。

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