長編小説2タイトル! 毎日「婿どの迷々坂」、土曜「未だ本能寺にあり」
岩手日日新聞では、人気作家2人による長編小説をお読みいただけます。9月24日から、西條奈加さんの「婿どの迷々坂」の毎日連載が始まりました。2月から毎週土曜日に掲載している「未だ本能寺にあり」と併せてお楽しみください。電子新聞momottoでもご覧いただけます。
西條奈加さん・作 瀬知エリカさん・画
「婿どの相逢席(あいあいぜき)」(2021年刊行)の続編に当たります。江戸の仕出屋に婿入りした鈴之助が、店の料理と人のよさで問題を解決していく人情味あふれる物語です。
作者略歴 西條奈加(さいじょう・なか)1964年北海道生まれ。2005年「金春屋ゴメス」で日本ファンタジーノベル大賞を受賞し、デビュー。12年「涅槃(ねはん)の雪」で中山義秀文学賞、15年「まるまるの毬(いが)」で吉川英治文学新人賞、21年「心淋(うらさび)し川」で直木賞を受賞。近著に「姥玉(うばたま)みっつ」「バタン漂流記」など。
今村翔吾さん・作 木村浩之さん・画

本能寺の変の後、秀吉は抜群の記憶力を持つ若武者・駒井重勝に重要な任務を与えます。信長の遺体の所在を突き止めよ―。まったく新しい歴史ミステリーです。
作者略歴 今村翔吾(いまむら・しょうご)1984年京都府生まれ。2017年「火喰鳥(ひくいどり) 羽州ぼろ鳶(とび)組」でデビュー。同作で歴史時代作家クラブ賞・文庫書き下ろし新人賞を受賞。20年「八本目の槍」で吉川英治文学新人賞受賞。22年「塞王(さいおう)の楯(たて)」で直木賞受賞。