山岳救助へ連携確認 秋冬 事故備え訓練 北上地区消防本部
北上地区消防組合消防本部は26日、山岳救助訓練を北上市和賀町岩崎新田の夏油高原スキー場で行った。安全、確実な山岳救助のための技術と知識の習得を目的に実施した。同本部や北上署のほか、同スキー場を運営する北日本リゾートから約50人が参加。秋の行楽や冬のスキーシーズンの事故に備え、連携を確認した。
訓練は、ゲレンデコースを登山中だった20代の男性2人がクマに遭遇し、逃げる際に1人がコース外から滑落して骨折。もう1人は助けを求めて下山しているという想定。午後2時45分ごろに救助要請の通報があり、日没までの捜索可能時間を意識して行われた。
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