歯科技工士「後継者いない」8割 県保険医協 担い手確保へ対策を【岩手】
県内で、歯科医師の指示で入れ歯や詰め物を作る歯科技工士の不足が懸念されている。医師や歯科医師らで構成する県保険医協会(小山田榮二会長)のアンケートで、高齢化と離職が進み、歯科技工所の8割近くが「後継者がいない」と答えた。同協会は「近い将来、健康保険で入れ歯や詰め物を作る人がいなくなってしまう可能性がある」と危惧する。
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同協会は今後、診療報酬の引き上げや、歯科技工士に適切な技工料が渡る制度の確立について国や県に要請する考え。