クマ被害防止呼び掛け 取組強化月間、盛岡で展示 岩手大研究会と県
県内でクマによる人身被害が相次ぐ中、県は今月から11月末までを「秋のクマ被害防止取組強化月間」に指定し、県民への注意喚起や啓発活動に力を入れている。11~13日には岩手大ツキノワグマ研究会と県の共催による「クマ展」が盛岡市内の商業施設で開催。県では、こうしたイベントをはじめ、SNSや関係機関による広報、県庁と各合同庁舎でのパネル展示などを通じて県民に対策の重要性を呼び掛ける。
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momottoメモ
盛岡市のイオンモール盛岡南で開催されているクマ展では、岩手大ツキノワグマ研究会がまとめたクマの生態や県のデータを参考にした人身被害の発生状況、クマが人を襲う理由、誰でもできるクマ対策などを詳しく紹介。北上市のネイチャーフォトグラファー佐藤嘉宏さんが撮影したツキノワグマの写真パネルのほか、クマの毛皮や対策グッズなども展示し、訪れた人たちの興味を引いている。