冬の使者 優雅 ハクチョウ飛来 一関・花泉
20日の県南地方は寒気や気圧の谷の影響で朝方冷え込み、最低気温は花巻6・0度、北上7・7度、江刺8・0度、一関9・3度(いずれも盛岡地方気象台調べ)と今季最も低くなった。秋が深まり寒さが増す中、県南各地にはハクチョウが越冬のため北方から次々と飛来し、長旅の疲れを癒やしている。
一関市花泉町油島の蒲沢堤では、例年より早い10月上旬から南の越冬地へ向かうハクチョウが姿を見せるようになり、その数はここ数日で一気に増加。20日早朝には300羽以上の白く優雅な姿が水面を覆い、周囲が明るくなると大きな羽を広げて飛び立ち、稲刈りを終えた周囲の水田に舞い降りては落ち穂をついばむ様子が見られた。
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