リンゴ500個クマ食害 真柴の農園【一関】
10月28日午後4時ごろから11月2日午後4時ごろにかけて、一関市真柴字吉野沢のちば農園でクマによるリンゴの食害が発生した。クマは捕獲されておらず、一関署と市は3日、付近でパトロールと広報を行い注意を呼び掛けた。
同署によると、2日午後4時ごろ、同園の運営者(65)が作業のため現地に行ったところ、果樹数十本の実がなくなっていることに気付いた。
食べられた果実は収穫適期前で、約500個(200キロ)とみられる。山林に近い木が被害に遭った。
運営者は3日になって同署へ通報。ふんや木の爪痕などからクマの被害と断定された。先月28日午後4時ごろ、運営者は農園に異常がないことを確認していた。
