北上・西和賀
【電子号外】内記氏再選 西和賀町長選 新人髙橋氏に９１票差
任期満了に伴う西和賀町長選は９日、投開票が行われ、現職内記和彦氏（６４）＝同町沢内字前郷＝が新人髙橋祐樹氏（５４）＝同町湯之沢＝を破り再選を果たした。ともに無所属で立候補した２氏の一騎打ちは、１期目の実績をアピールし町政継続を訴えた内記氏が、髙橋氏に９１票差をつけて勝利した。
内記氏は３月に出馬を表明。町民との対話を重ねる町政を基本理念とし、選挙戦では▽町の存在感を高める地域ブランド力の強化▽複合拠点施設の整備推進▽西和賀高校のさらなる魅力化▽下水道、除雪、医療・介護福祉にかかわるインフラ整備―などを掲げた。
当日有権者数は４１０９人（男１９２７人、女２１８２人）。投票総数３４９４票のうち、有効３４６９票、無効２５票。投票率は８５・０３％（男８５・９９％、女８４・１９％）で、２１年の前回を０・５１ポイント下回った。
内記 和彦氏（ないき・かずひこ）東京農業大農学部卒。１９８４年沢内村役場任用。２００５年西和賀町農林課長補佐、１５年町林業振興課長、１７年町役場を退職し、同年の町長選に無所属で出馬したが落選。再出馬した２１年に初当選を果たした。同町沢内字前郷。同町出身。６４歳
西和賀町長選開票結果（選管終了）
当 1780内記和彦（64）無・現
1689髙橋祐樹（54）無・新
momottoメモ
詳報は１１日付本紙、電子新聞で
