花巻

勝利へいざ進まん 花巻北高応援団 球場まで夜間歩行 夏の高校野球岩手大会

必勝を期し、県営球場を目指して出発する花巻北高の応援団

 県立花巻北高(下町壽男校長、生徒714人)の応援団は10日、全国高校野球選手権岩手大会での必勝を期して、初戦の球場まで夜通し歩く「夜間歩行」に出発した。

 厳しい練習を積んで試合に臨む野球部のような努力をして勝利を呼び込もうとする伝統行事で、応援団と有志20人がバンカラスタイルで参加した。

 午後3時の出発に先立ち、花巻市本館の同校で全員で気勢を上げた後、伊藤直樹団長(3年)が「盛岡一高戦の勝利を願い、盛岡まで踏破して最高の応援をする。行ってきます」と宣言。ベランダから見守っていた生徒たちの声援と拍手を受けて歩きだした。

 一行は国道4号を中心に北上し、同市石鳥谷町、紫波町を経て盛岡市の県営球場まで39・6キロの道のりを進んだ。11日午前9時ごろ到着し、11時30分に始まる盛岡一との試合に備える。

地域の記事をもっと読む

花巻
2024年5月4日付
花巻
2024年5月4日付
花巻
2024年5月3日付
花巻
2024年5月3日付