北上・西和賀

国見橋補修、来月着手 3カ月間全面通行止め 北上市

橋梁長寿命化の補修事業に入る国見橋。7月3日から約3カ月間、通行止めになる=北上市相去町

 北上市は2017年度から、同市相去町と稲瀬町を結ぶ市道国見橋線国見橋の橋梁(きょうりょう)補修事業に着手する。橋梁長寿命化計画の一環で、第1期となる今年度は7月から約3カ月間、排水処理施設や照明設備を改修し路面を新たに舗装。このため、同橋は3日午前10時から約3カ月間、終日全面通行止めとなる。

 国見橋は1974年架設で橋長537メートル。北上川を挟み、北上南部の東西両地区を結ぶ幹線路の役割を担っている。

 橋は建設から40年以上が経過し、老朽化。毎年舗装し直しているものの排水機能や防水シートがなく、大型車も頻繁に往来するため路面の凸凹など劣化を招いていた。

 このため、第1期工事は現在の基準に沿った形で抜本的に補修。50ミリ程度の水抜き口を約200カ所設け、新たに設置する防水シートの上に舗装する。併せて、水銀灯だった照明10基もLED(発光ダイオード)照明に替える。

 市道路環境課は「工事後は路面の円滑な走行が可能になり、照明もやや明るくなる」と説明する。事業費は約8000万円。

 同橋は10月6日まで土日・祝日を含め終日全面通行止めとなる。同課は「延命化のための抜本的な工事で、全面通行止めが不可欠。工程上3カ月はかかるだけに、ご協力願いたい」と理解を求め、北側の珊瑚橋か奥州市江刺区と金ケ崎町を結ぶ江崎大橋などの利用を勧めている。

 国見橋の橋梁補修事業は、現段階で2019年度までの3カ年を予定。18年度以降となる第2期工事では現在95センチの防護柵を110センチに更新する計画で、第3期計画では橋脚、橋げたの補修を行う。第2、第3期工事では通行止めはしない方針だ。

 現在の国見橋は全幅6メートルと狭く、歩道もないため住民からは車道拡幅と歩道設置を求める声も根強い。歩道新設や拡幅には新たな橋の設置が必要で、市議会6月通常会議でも架け替えの必要性が議員から指摘された。

 市は「歩道新設時でも約20億円掛かる」とし、当面は今回の長寿命化補修で対応する方針で、財源的理由などから、拡幅や架け替えは将来的な検討課題としている。

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