山肌青々 みちのくあじさいまつり開幕【一関】
あじさいの郷づくり推進会議(佐藤悦郎会長)が主催する「みちのくあじさいまつり」は1日、一関市舞川の「みちのくあじさい園」で開幕した。初日から多くの観光客が訪れ、青や白、淡い紫などに色づいたアジサイを観賞した。31日まで。
オープニングイベントでは佐藤会長が「今はクロヒメの花が見頃を迎えているが、これからさまざまな品種が見頃になり園内がにぎやかになる」とあいさつ。佐藤会長や同園の伊藤達朗園主ら関係者、来賓がテープカットして開園を祝った。
園内約15ヘクタールの広大な敷地内では、400種4万株のアジサイを植栽。現在は山アジサイ約2万本のうち、濃青色が特徴のクロヒメや花形が何段にも重なって見えるシチダンカといった早咲き品種を楽しむことができる。
家族4人で訪れた中机采音さん(一関小学校2年)は「青や黄色のアジサイがたくさん咲いていた。青色のアジサイがきれいだった」と笑顔を見せた。
伊藤園主は「4月は降雨が少なかったので、開花に影響するのではないかと心配したが、無事咲いてくれて安心した。来場者にはゆっくり時間をかけてアジサイを楽しんでもらいたい」と話していた。
入園料は大人800円、小中学生400円、小学生未満は無料。開園時間は午前9時~午後5時(入場は午後4時30分まで)。問い合わせは同園=0191(28)2349=へ。