北上・西和賀

展勝地開園100周年 記念事業を具体化へ 4年後向け準備委 桜守り、年度内結成【北上】

展勝地開園100周年記念ピンバッジ。桜並木に北上川の運搬船などが描かれ、年度内に発売される

 北上市の展勝地開園100周年記念事業準備委員会(会長・髙橋敏彦市長)は2017年度、4年後の100周年に向けて記念ピンバッジ販売など各種事業を展開する。観光案内団体同士の意見交換会や「桜守メンバー」結成を目指し、100周年記念事業の具体的検討に入る。関係団体や地域でも動きがあり、官民一体となって21年度に迎える100周年への機運を盛り上げる。

 準備委は市内外の商工、観光、建築、行政、地域、花の愛好会など各団体の代表者ら18人で構成。90周年翌年の12年度から100周年に向けて動きだした。16年度は展勝地お花見広場に5月中旬まで楽しめる遅咲きの里桜6種類78本を植栽し、うち5種類が今春花を咲かせた。

 ピンバッジも製作し今年4月、関係者らに配布。北上観光コンベンション協会が取扱者となり1個400~500円で販売する予定で、年度内に準備が整い次第販売する。

 準備委では今年度、21年度の記念事業とその前後の事業についても具体的検討に着手する。展勝地で観光案内している各種関係団体が集まり、意見交換会も計画。散策ルート開拓やガイド養成、観光メニュー化について連携協議したい考えだ。日常的に桜の見守り活動を展開する「展勝地桜守メンバー」は、年度内結成に向けて準備を進める。

 このほか県建築士会北上支部を中心に、11月に国見山シンポジウムを開催。同支部の国見山五重塔復元構想事業とともに、準備委も協賛する。

 立花自治振興協議会は、ご当地ゆるキャラ「てんしょうちん」を使った事業を計画している。キャラクターで商品開発し、収益で桜守事業の運営基金に結び付けたい考えだ。

 6月29日に江釣子地区交流センターで開かれた準備委総会では、これらの事業計画を承認。髙橋市長は「少しずつだが100周年への関心も高まり、ピンバッジも大方評価いただいている」と手応えを語る。

 21年は旧3市町村合併、現北上市誕生30年、北上・みちのく芸能まつり60回目と大きな節目を相次いで迎える。髙橋市長は「北上を全国に売り込む大きなチャンスだ。100周年に向け、多くの皆さんの来場に耐えられるものをしっかりと準備していかなければならない」と強調する。

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