奥州・金ケ崎

屋内外昼夜にぎやか ジンバ祭り、夏初開催 衣川【奥州】

大森神楽などを楽しんだ夏のジンバ祭り

 奥州市衣川区の夏のジンバ祭り(市観光物産協会衣川支部主催)は1日、奥州衣川歴史ふれあい館で開かれ、来場者が講談あり、神楽あり、ダンスありの昼夜のイベントを楽しんだ。

 春、秋以外の開催は初めて。昼の部では講談グループ・奥州衣川青凜会の会員ら15人が「ぶつかり稽古」と称して歴史講談を次々と披露した。

 屋外特設ステージでの夜の部は、盛岡市から女性ダンサーを迎えてあでやかなベリーダンスを楽しみ、昼の部の講談で人気投票1位となった神楽正司さん(70)による「後三年合戦の章」も堪能。

 区内の大森神楽は、前九年の役を地元視点で描いた小説「夕陽の衣川」(三好京三原作)から創作した神楽の第3場を上演。敗れた安倍氏の妻が子供を連れて出羽の清原氏に嫁ぐ場面を演じた。

 かがり火がたかれた会場で来場者は飲み物や料理を味わいながら地域の歴史に思いをはせ、大人と子供一体の熱演に大きな拍手を送った。紫波町の女性たちは「子供のせりふが上手でかわいい」とおひねりを渡し、感激していた。

 「ジンバ」は、同区から前沢区にかけての地名で、一帯が戦場となった際に陣を張った場所に由来する。祭りは秋にも催す予定。

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