奥州・金ケ崎

夜間も温泉楽しんで 市営3施設 17日から新サービス【奥州】

 奥州市は17日から、市営温泉3施設で、入浴料の夜間割引と夜間回数券を発行するサービスを追加する。夜間利用促進のための取り組みで、2018年3月末まで実施する。

 夜間割引は、衣川区の黒滝温泉(衣川高齢者コミュニティセンター)と国見平温泉(衣川いきいき交流館)で実施。午後7時から9時までの時間帯に夜間料金を追加する。両温泉とも同じ料金で、大人が300円、小人(小学生)が150円に設定。通常料金(3時間以下)に比べ大人200円、小人100円ともに安くなる。

 加えて両温泉と前沢区の舞鶴の湯(前沢温泉保養交流館)は、夜間回数券を発行する。黒滝と国見平はともに大人のみ1800円(7回券)で販売する。

 一方、舞鶴の湯は12回利用できる券を発行し、大人4500円、小人2000円で販売する。舞鶴の夜間利用時間は午後6時30分~9時。

 夜間回数券を利用した場合、1回当たりの料金は黒滝と国見平は大人257円、舞鶴の湯は大人375円、小人166円といずれも割安になる計算。

 同市は15年4月1日に、胆沢区の焼石クアパークひめかゆ(市温泉保養施設ひめかゆ)を含む市営4施設の料金改定を実施。利用時間の見直しと料金の一部を値上げし、就学前の乳幼児は無料に統一した。今回は市営温泉をより多くの人に利用してもらおうと実施する。

 市商工観光部は「来年4月1日以降については利用状況を分析して継続の有無を検討したい」と説明する。

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