花巻

マルカンの味 家庭で レトルト「ラーメン」発売【花巻】

レトルト商品「マルカンラーメン」を手に販売開始をPRする(左から)小岩社長と小友代表取締役、黒川専務

 花巻市上町のマルカンビル大食堂の「マルカンラーメン」のレトルト商品が22日、発売された。復活した同食堂を支援しようと、市内の食品関連会社2社が大食堂を運営する上町家守舎(小友康広代表取締役)とタッグを組んで開発。関係者は「家庭でも気軽にマルカンの味を楽しんで」と期待を寄せている。

 市内で食品プロデュースを手掛ける北斗が、大食堂の復活を盛り上げたいと小友代表取締役に応援を申し出たのがきっかけ。人気メニュー「マルカンラーメン」のレトルト商品化に向け、具材の製造を市内の食品製造黒川食品が、麺とスープを盛岡市内の製麺会社が請け負った。

 2016年秋から大食堂の料理人の監修の下、上町家守舎から提供を受けたレシピを基に開発を進めた。当初は17年2月の大食堂復活に合わせて発売を予定していたが、本物に近づけるためさらに試行錯誤を重ねた。

 マルカンラーメンは、たっぷりの具とあんのとろみ、しょうゆベースでピリ辛味のスープが特徴。黒川食品の黒川巧朗専務は「加熱の調整などとろみと具材の食感を本物に近づけるのに苦労した」、北斗の小岩信一社長も「食べた時に、懐かしいと感じてもらえるような商品にしたかった」と振り返った。

 発売を記念して21日夜にマルカンビルで開かれた食べ比べイベントでは、見事な出来栄えに何度も味を確かめる参加者の姿が見られた。同市石鳥谷町、地方公務員鎌田充彦さん(37)は「幼い頃から何度も食べているが、味はまるで同じ」と再現ぶりに驚いていた。

 小友代表取締役は「店に来られない人にもこの味で当時を思い出してもらいたいし、岩手、花巻を訪れるきっかけにもしたい」と販売開始を喜んだ。売り上げの一部は大食堂の収益になる。

 1袋(麺120グラム、スープ30グラム、あん250グラム)1人前で、価格は480円(税込み)。市内のスーパー、首都圏の百貨店で取り扱っている。今後は取扱店を増やしていく予定。問い合わせは黒川食品=0198(22)2220=、北斗=0198(29)5596=へ。

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