ヤマユリ甘く香る【金ケ崎】
及川勇治さん(金ケ崎町西根二ツ堤)が自宅敷地内に設けている「おいかわ山百合園」で、ヤマユリが見頃を迎えている。22日は観賞会が開かれ、参加者が華やかな姿を楽しんだ。
及川さん方のヤマユリは、現在地に引っ越した60年以上前、以前の家の敷地から母親らが移植。及川さんによると、3年前に周囲の杉を切ってからはより育ちが良くなり、2016年には約8アールの園内で約260本が花を咲かせたという。
今年は順調に生育が進み、約430本がつぼみを付けた。現在は130本ほどが白く大きな花を咲かせ、甘い香りを放っている。
16年に続き2回目となる観賞会には近所の住民らが参加。及川さんの説明を受けながら園内を散策し、「昨年より豊かになっている」などと話し見入っていた。
及川さんは「8月上旬ごろまでが見頃では。西側の方にも移植しながら、500本(の開花)を目指したい」と語る。同園は町立第一小学校の西隣で、自宅の方に声を掛ければ案内もするという。