多くの思い出持ち帰る 市中学生海外派遣 豪セ市へ7人出発【一関】
一関市中学生海外派遣事業に参加する市内4校の生徒7人は27日、訪問先となる同市の国際姉妹都市オーストラリア・セントラルハイランズ市に向けて出発した。8月7日までの期間中、5日間のホームステイ体験を通じてホストファミリーと交流を深めるほか、英語でプレゼンテーションを行い、日本や一関の文化、イベントなどをPRする。
今年で28回目となる事業で派遣されるのは、20人を超える応募者から選ばれた岩渕羽佑さん(藤沢3年)、熊谷千里さん(同)、三浦元暉君(同)、佐藤麗乃さん(東山3年)、下村星璃花さん(桜町3年)、駒木ことみさん(一関一高附3年)、鈴木日菜子さん(同)の7人。市職員2人が引率する。
出発に先立ち、派遣生徒、市の関係者、保護者ら約30人が出席して市役所で壮行式が行われ、勝部修市長は「多くの先輩たちが築いてきた伝統の上に立って素晴らしい思い出づくりをしてきてください」と激励。
藤沢町国際交流協会の岩渕英生会長も「12日後にはいっぱいの思い出をリュックに詰めて帰ってきてほしい」と呼び掛けた。
派遣生徒を代表してあいさつした鈴木さんは「一関の良いところを知ってもらうために頑張ってプレゼンテーションしてきたい」と意気込んでいた。