北上・西和賀

商店街活性化へ若い力 生徒ら作製のPRポスター 担当店舗に引き渡し【北上】

完成したポスターを手にする生徒、学生、各店の関係者

 北上商店街連合会(郡司善孝会長)が地元の高校生、専門学校生らの協力で作製した「まちなかPRポスター」が完成した。若い感性での個性的なポスターがそろい、中心商店街の活性化を後押しする。

 「ワクワクまちなかプロジェクト」と称し、2016年に続き企画。黒沢尻北、黒沢尻工、北上翔南、専大北上の北上市内高校4校の生徒と北上コンピュータ・アカデミーの学生合わせて79人が協力した。

 抽選で担当する店を決め、生徒、学生が各店の意向を踏まえ同連合会加盟の本通り、諏訪町、本通り1丁目の各商店街、北上都心開発、ツインモールプラザテナント会など58店舗分を制作。北上ハイテクペーパーが用紙を提供、印刷した。

 29日にツインモールプラザ東西両館を結ぶりぼん橋で引渡式が行われ、出席した翔南、専北両高校の生徒、北コンの学生が各店舗の関係者らにポスターを贈った。

 ポスターには各店ごとに特徴的なキャッチコピーが添えられ、「HONDORI(本通り)へGO」「諏訪神社が見守る街」「さがそうしんまち」など商店街へ誘うフレーズも。写真やイラストなどで、各店の特長を前面に出した。各ソフトを駆使し写真店などのポスターを手掛けた北コンの藤原純葵さん(2年)は「記憶に残る、納得のいくものができた」と満足げに話した。

 関係者からも「レベルアップし、完成度が高い」と高く評価され、郡司会長も「個性があり、プロ並みの素晴らしい作品もあった」と評価していた。ポスターは8月18日までりぼん橋に展示される。

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