花巻

暑さに負けず熱演 イーハトーブ音楽祭始まる 60組超、楽曲多彩に【花巻】

開幕したイーハトーブ音楽祭2017

 イーハトーブ音楽祭2017(実行委主催)は5日、花巻市大通りのなはんプラザなどで開幕した。6日までの開催で、県内外から62組が出演予定。初日から熱のこもった演奏が披露され、夏の花巻を盛り上げている。

 「元気が出る花巻らしい夏祭り」を合言葉に07年から開かれている催しで、今回が11回目。オープニングセレモニーで実行委の多田貢会長があいさつし、石川愛彩さん(花巻南高3年)がイメージソング「真夏のDREAMER」を歌った。石川さんは「幅広い年齢層の出演者に来てもらっているので、いろんな音楽を聴ける機会。この音楽祭を楽しんでもらいたい」とPRした。

 ステージはJR花巻駅近くの多目的広場となはんプラザホール、玄関口の3カ所に設置。演奏ジャンルは不問のため、観客はさまざまな音楽に触れることができる。初日の会場では日本のポップスや洋楽スタンダード、出演者のオリジナルなど、さまざまな曲が奏でられた。

 今回も例年通り真夏の日差しが照り付けたが、若手バンドをはじめ出演者は元気いっぱい。高校生バンド「graffiti」のメンバーとして5曲を演奏した勝股優奈さん(一関一高2年)は「イーハトーブ音楽祭も屋外音楽イベントも初めて。暑かったけど楽しかった。今後も高文祭などに出演する予定」と、催しを楽しんだ様子だった。

 会場ではイメージソングCDやイベントTシャツを販売中。6日も3ステージが設けられ、午前10時から35組が出演する予定。午後6時30分からのグランドフィナーレで閉幕する。

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