楽しく学ぶてこの原理 発明くふう塾で工作体験【奥州】
奥州市少年少女発明クラブ主催の「みんなで体験 発明くふう塾2017」は5、6の両日、同市の水沢南地区センターで開かれた。上級、初級クラスごとにワークショップを行い、小学生が創造や工夫の楽しさを体感した。
全学年を対象とした6日の初級クラスにはクラブ会員3人を含む27人が参加。てこの原理を使った「おもしろあそび工作・ラリー&シュート」作りに取り組んだ。
ボール代わりのペットボトルキャップやゴールにするヨーグルト容器など身近な材料で、二つのミニシーソーを行き来するラリー棒はホタテの貝殻を原料に混ぜた割り箸を使用。接着剤やテープでくっつけ、ボールを跳ね上げてシュートする工作を仕上げた。
2年連続で参加した水沢小4年の藤原友輝君は「てこの原理でどんなふうに作るのかを知りたかった。作るのは面白い」と話し、熱心に作業した。
高学年対象の初日の上級クラスには7人が参加し、手回し発電と太陽光発電の仕組みを学ぶ「あんしんライト(ラジオ付き)」を製作。ライトを点灯し、ラジオも鳴らした。