北上・西和賀

自覚と責任胸に 56人 新社会人の一歩 西和賀町

会場で仲間と記念写真を撮影する新成人たち

 西和賀町の2017年度成人記念式は15日、同町上野々の町文化創造館銀河ホールで行われた。新成人たちは、仲間との久しぶりの再会を喜ぶとともに、式典を通じて周囲への感謝の気持ちや新社会人としての決意を披露。大人としての自覚と責任を胸に新たな一歩を踏み出した。 式では細井洋行町長や髙橋一夫副町長、佐藤敦士教育長、町議、町職員、町内の学校関係者、各種団体の代表者ら約80人が見守る中、町内在住、出身の対象者56人のうち50人が出席した。

 同日は「終戦記念日」に当たることから、戦没者に対する黙祷(もくとう)を行った後、細井町長は「西和賀で生まれ育った西和賀人として、古里に誇りと愛着を持ちながら生活してほしい」と式辞。来賓祝辞で深澤重勝町議会議長は「健康に十分に留意していただき、明るい前途に向かって存分に活躍されることを祈念する」と激励した。

 新成人一人ひとりの名前が読み上げられた後、新成人を代表し、盛岡市在住の地方公務員吉田雅昻さん(20)=若畑出身=が細井町長から成人証書を受け取った。

 誓いの言葉では、北上市在住の会社員大川咲紀さん(21)=新町出身=が「支えてくれた多くの方への感謝を忘れず、恩返しができるように責任ある社会人として歩んでいく」、盛岡市在住の大学生高橋龍太郎さん(20)=湯本出身=が「自己の行動に責任を持ち、夢に向かって前進し続ける姿勢を忘れず、気を引き締めて生きていく」とそれぞれ決意を語った。

 式後に行われた新成人主催の記念行事では、中学時代を思い出の写真で当時を振り返ったほか、湯田、沢内両中学校の当時の恩師から祝福と激励の言葉が寄せられた。

地域の記事をもっと読む

北上・西和賀
2025年5月1日付
北上・西和賀
2025年5月1日付
北上・西和賀
2025年5月1日付
北上・西和賀
2025年5月1日付