あすから全国地ビールフェス ファン歓迎へ万端【一関】
第20回全国地ビールフェスティバルin一関(実行委主催、岩手日日新聞社など後援)は18~20日の3日間、一関市大手町の一関文化センター前広場で開催される。20回の節目を迎える今回は過去最多となる国内外の100社が参加。会場には来場者の利便性向上に向けて新たに導入された大型テントがお目見えするなど、全国の地ビールファンを迎える準備が急ピッチで進んでいる。
同フェスは、地ビールの普及と一関地方のPRを図る目的で毎年夏に開催。毎回県外からのツアー客も多く、全国的なイベントとして定着している。今回参加するメーカーは、42都道府県とドイツ、ベルギーから100社。県内からはいわて蔵ビール(一関市)と銀河高原ビール(西和賀町)、さくらブルワリー(北上市)、夢花まき麦酒物語(花巻市)、遠野麦酒ZUMONA(遠野市)が参加する。
20回を迎えることで、実行委はプロジェクト委員会を設置して記念事業を検討してきた。今回は特別おつまみブースとして、ご当地グルメでまちおこしに取り組む県内団体による「いわてまめコロどんハラミ定食同盟」が初出店し、まめぶ汁(久慈市)、いわてまち焼(やき)うどん(岩手町)、北上コロッケ(北上市)、いちのせきハラミ焼(一関市)の提供を予定する。出店メーカーではないが、霧島地ビール(鹿児島県)を土産用として限定120本販売する。
会場設営についても一部変更。前年まではテント15張りを設置していたが、天井が低く不評だったことで、今回は天井が高い大型テント3張りを導入。従来置かれていた会議用テーブルと折り畳み椅子では座席スペースが煩雑となっていたことから、テーブルと座席が一体となったビアテーブルセットも取り入れることとした。16日には実行委による設置作業が現地で行われ、早くも大型テントが登場した。
初日は前夜祭として午後4時から8時まで開催。2日目は午前11時から午後8時まで、最終日は午後6時まで。
チケットは、17日まで販売されている前売りが400円券の6枚つづり、当日は5枚つづり2000円。問い合わせは一関観光協会=0191(23)2350=か市商業観光課=0191(21)8413=へ。