奥州・金ケ崎

「田楽味噌」を新発売 JA岩手ふるさと 地元産大豆使用【奥州】

JA岩手ふるさとが新発売した「田楽味噌」

 JA岩手ふるさと(本店奥州市胆沢区、後藤元夫経営管理委員会長)は、地元産大豆を原料とする調味みそ「田楽味噌(みそ)」を新発売した。手軽に調理に使える天然熟成無添加みそとして開発。焼きおにぎりなどへの普段使いのほか、土産品や贈答品にも喜ばれそう。

 昨秋の岩手国体競技会場で販売した調味みそを使った田楽こんにゃくが大好評で、商品化を望む声も多かったのがきっかけ。地元産の大豆と米こうじを原材料に、無添加でじっくりと熟成させ、風味と素朴な味を生かして昆布や魚醤(ぎょしょう)のうま味を加えて仕上げた。

 米どころのおにぎりに合うみそを目指したといい、相性のいい焼きおにぎりには、そのまま使える。こんにゃくやナスの場合は3割ほどの砂糖を加えるほか、蜂蜜や辛味を加えると、さらに用途が広がり、野菜サラダや漬物などにも活用できる。

 キャップ付きのスタンドパック商品で、1袋200グラム入り540円(税込み)。土産・贈答用にもそのまま使えるようミニチュアの段ボール箱に収納されている。

 同JAの浅利寿行食品加工課長は「アイデア次第でいろんな使い方ができる。発酵食品ブームでもあり、みそ離れ傾向の若い人たちも含めて手軽に口にしてもらえれば」と話している。

 同JAの産直来夢くん、米工房(以上水沢区)、産直センター菜旬館(前沢区)の3店舗で販売しているほか、インターネットショップ「産地直送奥州うまいもん屋」でも取り扱う。

 

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