みこし122基運行 花巻まつり8日開幕 10日まで 併催行事も多彩に
420年余りの伝統を誇る花巻まつり(実行委主催)は、8日から10日まで花巻市上町の「おまつり広場」を主会場に開催される。豪華絢爛(けんらん)な風流山車12台をはじめ、122基のみこしが運行されるほか、花巻ばやし踊り大パレード、鹿踊(ししおどり)と神楽権現舞パレードなどがにぎやかに繰り広げられる。
このうち風流山車とみこしは、まつりの3日間いずれも運行。みこしは初日46基、中日104基、最終日44基が登場する予定で、内訳は小学校42基、中学校13基、一般67基。中日には2015年の世界記録達成スタイルを踏襲した「みこし一斉連合パレード」が実施される。
このほか、初日は23団体(61頭)、278人が参加見込みの神楽権現舞パレードや群舞かがり火鹿踊が披露される。中日は21団体、176人による鹿踊パレード、最終日には総勢700人以上が参加する花巻ばやし踊りパレードが行われる。今回は沿道の見物客にも踊り参加を呼び掛けるといい、より一体感が醸成されそうだ。
まつり併催行事(8~10日)は主会場近くで屋台村、市民体育館で特産品フェア、なはんプラザで郷土芸能祭など盛りだくさん。同市桜町の同心屋敷の公開、まつり写真をフェイスブックで共有するフォトキャンペーン企画も実施する。
荒天時は一部イベントで屋内実施などの措置が取られ、ホームページや会場アナウンスなどで周知する。
問い合わせは実行委事務局(市観光課)=0198(24)2111=へ。