金ケ崎町長選 新人千葉氏が正式表明
金ケ崎町の前副町長千葉政幸氏(68)=同町西根南町=は1日会見し、2018年3月任期満了の次期町長選への出馬を正式に表明した。「町民が新しい風、流れを期待していることを実感した。『輝くまちづくり』を目指したい」と決意を示した。
14年8月から務めた現職髙橋由一氏(70)=同町永栄下谷起=の後援会長を今年5月に退任。その後、町民から「この機会に流れを変えてほしい」といった声を受けたことや、髙橋氏の基本姿勢の「町民主役のまちづくり」に変化を感じたことなどを出馬理由に挙げた。
町民の意見・要望を「どうしたらできるか」を基本に、実現への期間を分類して取り組むほか、民間活用や行政のスリム化などに取り組む考えを明らかにした。輝くまちづくり実現に向けた施策として「産業(農業・工業・商業)振興に力強い政策および町のポテンシャルを重視し、さらなる掘り起こしに取り組む」など7項目を示した。無所属で出馬する予定で、10月初めごろまでに後援組織を立ち上げる考えだ。
千葉氏は奥州大(現富士大)卒。町職員、収入役を経て05年12月に助役、07年4月から13年11月まで副町長。金ケ崎福祉フロンティア代表取締役、NPO法人輝き理事長。
次期町長選には髙橋氏が4選を目指し、7月に出馬を表明している。
【訂正】2日付、金ケ崎町長選の記事中、現職髙橋由一氏の年齢は70歳でした。