自分だけの図鑑作ろう 盛岡動物公園アプリ配信【岩手】
盛岡市動物公園は、スマートフォン向けの公式アプリ「自分で作る動物図鑑」をリリースした。2016年のクイズアプリに続く第2弾。指定された7種類の動物を好みの角度で撮影し、オリジナルの図鑑を完成させることで、同園の“人気者”に一層親しむことができる。
同園では日ごろからインターネット交流サイト(SNS)を活用し、飼育中の動物に関する情報を積極的に発信。昨年夏には、園内に設置されているバーコードを読み取って動物に関するクイズに挑戦するアプリをリリースしている。
第2弾は、園内で飼育されているアルパカ、ニホンリス、カナダカワウソ、ミーアキャット、アカカンガルー、アフリカゾウ、キリンの7種類の動物をスマホで撮影し、図鑑に記録するゲーム。各ページには「なかよし親子の『モコ』と『モフ』。ちょっとおくびょうなお母さんに比べ、『モフ』は好奇心いっぱいです」(アルパカ)「ひなたぼっこが大好きです」(ミーアキャット)など、スタッフによる解説が添えられている。
アプリはGoogle PlayストアとApp Storeから無料でダウンロードできる。同園飼育係の村山淳さん(46)は「カンガルーのように撮影が難しい動物もいるが、シャッターチャンスを待っているうちに新しい発見があるかもしれない。アプリをきっかけに園に足を運び、生の動物たちの魅力を知ってほしい」としている。