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和牛の頂点目指し 全共宮城大会開幕

5日間の日程で開幕した第11回全国和牛能力共進会宮城大会=仙台市・夢メッセみやぎ
上位入賞に意欲を見せ、全国和牛能力共進会宮城大会の開会式で入場する本県出品者ら

 全国から選抜された優秀な和牛が一堂に集う第11回全国和牛能力共進会宮城大会は7日、仙台市で開幕し、初日は宮城野区の夢メッセみやぎで開会式などが行われた。今回は過去最多となる全国39道府県から513頭が出品。大会は11日までの日程で、種牛の部が同メッセ、肉牛の部は仙台市中央卸売市場食肉市場を会場に開催される。

 開会式では各道府県の出品者が入場し、それぞれのブランドが書かれたのぼりを掲げた応援団などが拍手で激励した。主催する全国和牛登録協会の向井文雄会長理事は「全出品牛の健闘と、大会が和牛の将来の新たな幕開けとなることを祈念する」と式辞。大会名誉会長の村井嘉浩宮城県知事は「出品牛の持つ力を最大限発揮して、悔いの残らない共進会になることを願う」とあいさつした。

 全出品者を代表し、第6区(高等登録群)に出品する同県の高橋良さん(登米和牛育種組合)が「2011年3月11日、この地は未曽有の大震災に襲われた。ここに全国から大勢の方を迎えて、全国和牛共進会が開催される喜びと感謝で胸がいっぱい。私たちは己を信じ、仲間を信じ、和牛の未来を信じ、共に頂点を目指し最高のドラマをつくる」と力強く宣誓した。

 初日は東日本大震災からの復興などに向け、将来の担い手となる全国の農業高生からの出品牛審査と取り組み発表を行う復興特別出品区「高校の部」を実施。盛岡農高など14校が出場した。

 全国和牛共進会は5年に1度開催され、和牛のオリンピックとも称される。雄牛・雌牛の体形など改良成果を月齢別に審査する種牛の部(出品330頭)、枝肉の状態で脂肪の入り具合などの肉質を審査する肉牛の部(同183頭)の両部門が行われる。

 同メッセでは8日から種牛の部の審査が始まり、9日に第4区(系統雌牛群)、10日に第1区(若雄)、第2区(若雌の1)、第3区(若雌の2)、第5区(繁殖雌牛群)、第6区、第7区(総合評価群)の等級が決定。仙台市中央卸売市場食肉市場では肉牛の部について、審査を経て10日に等級を決める。

 最終日の11日は同メッセで肉牛の部の展示説明、上位入賞牛・特別賞パレード展示、名誉賞の決定展示を行い、午前11時からの閉会式で5日間の祭典を締めくくる。

 期間中、同メッセでは全国のブランド牛試食会などさまざまなイベントが催される。

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