奥州・金ケ崎

危険性見極め的確に 奥州金ケ崎消防本部 北ミサイル想定し訓練

NBC災害対応訓練で防護服の除染を行う隊員

 北朝鮮の弾道ミサイル飛来を想定し、奥州金ケ崎行政事務組合消防本部(阿部保之消防長)は11日、奥州市水沢区大鐘町2丁目の同本部でNBC災害(特殊災害)対応訓練を行った。放射能の危険性評価や要救助者の救護など、考え得るあらゆる状況での初動対応を確認した。

 8月29日朝、北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことを受け、同本部では今後の動向も踏まえ、管内での被害発生などの事態に備えて実施。指揮隊とポンプ隊、救助・救急隊から約20人が参加した。

 隊員たちは警戒本部の指示により、放射能に汚染されたと仮定した箇所の危険性を評価。放射線量を測定しホットゾーン(危険区域)、ウォームゾーン(準危険区域)などの警戒区域を設定した。

 要救助者(人形)の救護ではNBC防護服を着用。ホットゾーンで倒れている要救助者を、最善の注意を払いながら担架に載せて救急隊へと引き渡した。さらに衣服に付着した放射性物質を水で洗い流す除染訓練も行った。

 阿部消防長は「ミサイルの弾頭部には何が積まれているか分からない。(破片などの)落下物に危険物質が含まれている場合を考え、特にもN(核)への警戒を強めたい。住民全員を助けるという思いで、訓練は今後も危険度がある限り続けていく」と気を引き締めていた。

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