北上・西和賀

より良い育児へ支援 産前産後ボディケア 運動、対話でリフレッシュ【北上】

バランスボールでの運動で産後や子育てからの心身回復に取り組む参加者

 まんまるママいわて(佐藤美代子代表)が主催する産前産後ボディケア講座は16日、北上市の相去地区交流センターで開かれた。県南部の母親が運動やコミュニケーション再構築のメニューを通し、育児の忙しさに追われる心身の回復に努めた。

 産後の公的支援が乳幼児や妊婦に比べ少なく、産後うつや虐待などにつながるリスクも高いことに着目して2014年から開催。今年は夏に続き2回目で、県内4会場で実施した。

 同会場には北上、花巻両市や金ケ崎町などから20~30代を中心に11人が参加。子育て導入期の母親を支援しているNPO法人マドレボニータ(東京都)の認定産後セルフケアインストラクター吉田紫磨子さんが講師を務めた。

 吉田さんは「赤ちゃんを抱っこするのは愛や母性ではなく筋肉。自分のケアが子供のためにもなる」と強調。子供を抱えながら取り組めるバランスボールを使った有酸素運動で出産を経て大きく変化した筋肉を刺激した。

 コミュニケーションの再構築は、子供や家族など関わる相手が限定される環境で、女性自身の考えや将来の展望などを再認識するため有効とされる。配偶者や仕事などテーマを設け、参加者が語る側、傾聴する側に分かれて本音を語り合った。

 家庭でのセルフケアとして、副交感神経を働かせる呼吸法も紹介した。

 花巻市の女性(32)は「普段運動の時間は全然なく、家業を手伝う方が多い。体を動かしてさっぱりし、ため込んでいた思いも吐き出せた。もっとこういう機会があるといい」と話していた。

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