北上・西和賀

山中ラン&ウオーク コース整備へ 有森さん(五輪マラソン銀メダリスト)が監修【北上】

ラン&ウオークコースの監修で国見山を歩く有森さん

 スポーツでの地域活性化を図る官民共同組織スポーツリンク北上(会長・髙橋敏彦北上市長)は、スポーツツーリズム(旅行・観光)推進のため同市の地域資源を生かした各種運動コースの整備を進めている。この一環で19日、バルセロナ五輪女子マラソン銀メダリストの有森裕子さんが同市立花、稲瀬町の山中に設けるラン&ウオークコースを監修した。

 3月の発足時から掲げていた今年度の主要事業の一つ。スポーツ庁からスポーツツーリズム推進事業費としてソフト面に約800万円の補助を受け、▽ウオーキング▽サイクリング▽森林浴―など4分野で年度内にコースを整備する。市立公園展勝地や夏油温泉などを含む設定で付加価値を高め、市内外からの利用を見込む。

 このうちラン&ウオークは既存の「きたかみ展勝地国見山ハイキングマップ」を基に、みちのく民俗村から珊瑚岳や国見山、極楽寺を経てスタート地点に戻る6キロ程度の行程とする。

 有森さんは北上陸上競技場への旧国立競技場(東京都)の座席移設、この座席を2019年のラグビーワールドカップの会場の一つとなる釜石市に運ぶ「座席リレー」などに参加し、北上市のスポーツ振興に協力。この縁で今回の監修も引き受けた。

 同日は関係者とコースを視察。緩急に富み、平泉に先立ち仏教文化が栄えた国見山廃寺跡もたどるルートを確認した。2時間弱で踏破でき、有森さんの名前を冠した名称にする見込み。

 有森さんは「初心者から運動経験者まで五感やバランス感覚を含めた体力作り、コア(体幹)のトレーニングに役立ち、文化的にもエネルギーを感じられるコース。分岐点の明確化や滑る箇所、倒木など安全に配慮すれば十分使える」と太鼓判を押した。

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