早め点灯 重点に啓発 あすから秋の交通安全運動【一関】
秋の全国交通安全運動は「命を守る早めのライトと反射材」をスローガンに、21日から30日まで展開される。交通ルール順守の意識付けや交通事故防止の徹底に向け、一関、千厩両署管内では関係機関・団体が連携して啓発活動を行う。
運動の重点は▽子供と高齢者の安全な通行の確保と高齢運転者の交通事故防止▽夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故防止▽全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底▽飲酒運転の根絶―の4項目。
一関署管内では、初日の朝にJR一ノ関、平泉両駅で黄色い羽根の配布活動が行われる。期間中は交通安全協会各分会によるパレードのほか、福祉関係者を対象にした交通安全講習も予定されている。
千厩署管内では、初日に一関市千厩町、大東町の主要幹線道路2カ所で「ストップ・ザ・メインルート人垣作戦」を展開。交通安全協力団体が横断幕やのぼり旗を掲げ、ドライバーに早め点灯を呼び掛ける。23日には千厩自動車学校で交通安全教室などを盛り込んだSDSフェスティバルが開催される。