一関・平泉

市内親子 館ケ森で伸び伸び写生【一関】

一関地方親と子の写生会で金網越しにヒツジを描く子供たち

 第7回一関地方親と子の写生会(実行委主催、岩手日日新聞社共催)は30日、一関市藤沢町の館ケ森アーク牧場で行われた。市内の親子85人がかわいらしい動物や牧野の風景を思い思いに描き、秋の一日を楽しんだ。

 受け付けを済ませた参加者は、牧場内を歩いたり、車で移動したりして画題にぴったりな場所を探した。

 子供たちの人気を集めたのは、ヒツジやシカ、ウサギなどの動物たち。花と緑いっぱいのガーデン、赤い屋根が青空に映えるファームマーケットやハーブ館を選ぶ参加者もあり、画用紙に鉛筆で下絵を描いた後、水彩絵の具などで着色し作品を仕上げていた。

 金網越しにヒツジと触れ合える牧場内の一角では、並んで座った子供たちが寄ってくるヒツジをじっくり観察しながらスケッチ。阿部ゆうりさん(厳美小学校4年)は「こんなに間近でヒツジを見るのは初めて。ヒツジらしい構図とふわふわした感じを出したい」と語っていた。

 参加者の作品は11月4、5の両日が藤沢市民センターに、11月11、12の両日はイオン一関店にそれぞれ展示される。表彰式は11月4日に藤沢市民センターで行われる。

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