花巻

準備急ピッチ 花巻の印刷会社 七つ道具やポスター掲示板 衆院選いわて

急ピッチで進められている衆院選ポスター掲示板作り

 10日公示の衆院選(22日投開票)まで1週間を切り、選挙用品を作製している花巻市愛宕町の印刷会社「小彌太」(小瀬川弘樹代表取締役社長)では、選挙ポスター掲示板や有権者に投票日を伝える啓発物などの製作が急ピッチで進められている。

 同社には「選挙の七つ道具」のほか、本県をはじめ青森、秋田、山形の計4県から1万5000カ所分の選挙ポスター掲示板の作製が依頼されている。

 もともとは今回の衆院選と同じ日程で行われる予定だった衆院青森4区補欠選挙の看板製作の準備を進めていたが、衆院解散によって注文が殺到。従業員が作業に追われている。

 同市東和町東晴山の同社東和工場では、掲示板の作製が盛んに行われ、材料に本県産杉の間伐材を使っている。15人の臨時を含めた従業員25人が、掲示板の印刷をはじめ、掲示板に桟木を打ち付け、くぎで固定する作業に追われており、市町村別の掲示板が次々と出来上がっていた。

 併せて同市愛宕町の社屋でも有権者に投票日を啓発する垂れ幕や横断幕、マグネットシートのグッズを仕上げていた。いずれのグッズも公示前に完了させ、納入するという。

 同社の小瀬川陽子専務は「社員総出で製作を進めている。納期に間に合うように正確を心掛けて作業に当たっている。使命感を持って進めたい」と話している。

momottoメモ

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