“鋳物のまち”PR あすから南部鉄器まつり【奥州】
第38回奥州市南部鉄器まつり(実行委主催、岩手日日新聞社など協賛)は7、8の両日、奥州市水沢区羽田町の市鋳物技術交流センターなどで開かれる。テーマは「世界一を目指す『二刀流』産地~台所用品から自動車部品まで~」。年に一度の南部鉄器4割引き販売や奥州南部鉄器展、弁慶鉄下駄飛ばし大会、プロ野球日本ハムファイターズ・大谷翔平選手(同市出身)の握手像展示などで“鋳物のまち”を広くアピールする。
実行委は水沢鋳物工業協同組合、市、奥州商工会議所、市観光物産協会で構成。鋳物製品の展示即売を通じ、南部鉄器と機械鋳物製品の産地を世界に発信しようと開催する。会場は同センターが第1会場、市伝統産業会館が第2会場となる。
イベントは多彩で、4割引き即売会(鋳物市)をはじめ、伝統工芸品や日用品などの創作品を展示する奥州南部鉄器展、茶文化交流物産展、大鉄瓶と鋳物太鼓の展示、地元・羽田小学校児童の鋳物作品展を実施。呈茶席、お楽しみ抽選会、アルミ鋳物作り体験、すず製キーホルダー作りコーナーなども設けられる。
7日は先着200人にバーベキュー引換券を配布するほか、午前11時と午後4時に福餅まき大会、午後2時からは弁慶鉄下駄飛ばし大会を開催。8日は市内の42、25歳厄年連による演舞、フラダンスや民謡のショー、正午からは豚汁1000杯のサービスもある。
開催時間は7日が午前10時~午後5時、8日が午前9時~午後4時。
問い合わせは水沢鋳物工業協同組合=0197(24)1551=へ。