一関・平泉

大賞に菅原さん(花泉) ICN歌謡王座 自慢ののど競う【一関】

16人が自慢ののどを競った第28回ICN歌謡王座決定戦。出場者は歌声で、応援団はパフォーマンスでステージを盛り上げた
▲菅原勝行さん

 一関ケーブルネットワーク(ICN)が主催する第28回ICN歌謡王座決定戦(市後援、岩手日日新聞社など協賛)は8日、一関市大手町の一関文化センターで開かれた。市内外から16人が出場して自慢ののどを競った結果、「風来ながれ唄」を歌った同市花泉町の菅原勝行さん(50)が最高賞のICN歌謡大賞に輝いた。

 同市をはじめ、奥州市、宮城県気仙沼市から参加した男女がポップスや演歌、歌謡曲を歌い、ICNで生放送された。舞台や客席では応援団が横断幕を掲げ、声援を送るなどして盛り上げた。

 このうち、トップバッターを務めた同市宮坂町の髙竹みゆきさん(31)は2年連続出場で、ヒット曲「Let It Go~ありのままで」を高らかに歌い上げた。最高齢出場者で同市大東町の幕内すみさん(81)は演歌「お岩木山」を熱唱。最後に最年少出場者で同市千厩町の村上彩人さん(16)が本県出身の歌手新沼謙治さんの「嫁に来ないか」を爽やかに聴かせ、拍手喝采を浴びた。ゲストでななつぼし専属歌手の藤たつやさんが花を添えた。

 最高賞の菅原さんは、妻理恵さん(51)が第17回ICN歌謡大賞を受賞しており、夫婦で快挙を成し遂げた。歌は詞の内容が自分の人生に似ていると感じて選んだといい、「大変光栄。緊張感の中にも気持ちよさがあった」と受賞の喜びを語った。

 大賞を除く結果は次の通り。(敬称略)

 ▽優秀歌唱賞=村上裕一▽審査員特別賞=小野寺美沙▽岩手日日新聞社賞=及川一利▽熱演賞=村上彩人▽歌謡ポップスチャンネル賞=小岩英聰▽ケアセンターいこいいきいきシルバー賞=幕内すみ

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