北上・西和賀

アイデア料理対決 西和賀高 15日、地産地消料理コン【西和賀】

 地元食材を使って新メニューの開発を目指す高校生の料理コンテスト「西高生 地産地消チャレンジ・グランプリin西高祭」(県立西和賀高校、西和賀商工会主催)は、15日に西和賀町湯田の同校(瀬川ひとみ校長、生徒95人)で開かれる。「町内産大豆」をテーマにした同校代表生徒によるアイデア料理が出品され、試食した来校者の投票でグランプリを決定する。

 同商工会の地域貢献事業の一環として、同校生徒の豊かな感性と創意工夫で地産地消メニューを開発する試みで、同校の文化祭「西高祭」に合わせて開催。9回目の今回は、家庭科の中で「フードデザイン」を選択する3年生7人が3グループに分かれ、各グループで開発したメニューを1品ずつ出品する。

 出品されるのは「まめに感謝!信号サラダ」「きのこたっぷり揚げ出し豆腐」「おからバーグのヨーグルト添え」の3品。試作会で同商工会女性部員8人の協力を得ながら、大豆や豆腐、おからを使ったメニューを完成させた。

 当日は各100食を用意し、試食投票は午前10時にスタート(なくなり次第終了)する。

 昨年は、前回グランプリ作の「西和賀の幸丼」が国道107号2車線通行再開イベント期間中の限定メニューとして町内の飲食店に登場するなど、過去の上位作が実際に提供された実績がある。今回もグランプリ作は町内飲食店での期間限定で提供する計画がある。

 同商工会は「出品作は今後飲食店のメニューになる可能性を秘めている。ぜひ会場で味を確かめてもらいたい」と来場を呼び掛ける。

 

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