木登りスイスイ 県立緑化センター きょうまで秋まつり【奥州】
県立緑化センターの秋の緑化まつり(NPO法人「緑の相談室」主催)は14日、奥州市江刺区稲瀬の同センターで始まった。秋晴れの下、子供たちがロープを使って木登りするツリーイングを楽しんだほか、恒例のキノコの見分け方なども人気を集めている。15日まで。
ワンパク広場は、従来のドッグラン広場に代わる新企画。例年は初日午後からだったツリーイング体験を午前からできるようにしたほか、新たにターザンと輪投げを加えて内容を拡充した。
ツリーイングは、木の枝に掛けた専用ロープと安全ベルトをつなぎ、ぶら下がった状態で上昇、下降する。高さ約5メートル付近まで小学生以上は自らの腕や足を使って、就学前児童も滑車の付いたロープで指導者のサポートを得て体験し、横に大きく振られるなどして歓声を上げた。
家族6人で訪れた北上市立黒沢尻西小学校5年の小松舜知君は「毎回楽しみにしている。自分の力で足を踏ん張って登るのが楽しいし、木の上は風が気持ちいい」と満喫した。
キノコの見分け方は、岩手菌類研究同好会の会員がパネル写真や解説文を展示した会場で対応。来場者が持ち込んだキノコの現物鑑定にも対応し、食べられるか、有毒かを判定した。
他に苗木と花苗の抽選プレゼント、堆肥と木チップの詰め放題、木工の巣箱・餌台作り体験、植物画・俳句展示などが2日間を通じてある。
15日も午前10時~午後2時。