花巻

海外研修に向け抱負 派遣中高生が出発式【花巻】

海外派遣研修への抱負を語る生徒ら

 花巻国際交流協会(佐々木史昭理事長)の2017年度青少年海外派遣研修出発式は24日夜、花巻市葛の市交流会館で行われた。協会派遣の中学生に加え、同じ日程で市と高校が派遣する生徒が、市と国際姉妹都市・友好都市関係にある派遣先の人々との交流促進に意欲を示した。

 派遣先は米国のホットスプリングス市とラットランド市、クリントン村、それにオーストリアのベルンドルフ市で、派遣される中学生は計24人。今回は花巻東高と花巻北高が生徒計6人をホットスプリングス市に、市が大迫高の生徒2人をベルンドルフ市にそれぞれ独自派遣する。

 式では保護者ら約50人を前に、派遣先ごとに生徒の代表7人があいさつ。このうち、ホットスプリングス市を訪れる菊池光祐君(花巻中2年)は「海外派遣の体験は一生の宝物になる。積極的にコミュニケーションを取り、研修を充実させる。姉妹都市との交流発展につながるよう精いっぱい頑張ってくる」と決意を述べた。

 佐々木理事長は「派遣先で過ごす日々は、皆さんにとって充実した時間になると確信している。皆さんは学校、花巻市の代表。しっかり経験、体験し戻ってきてほしい」と激励し、積極的な交流に期待を寄せた。

 生徒らは31日から11月5日にかけて出発。派遣期間はクリントン村が9日間、他は10日間の予定。

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