北上・西和賀

冬期作業の安全祈願 ネクスコ 雪氷対策車両出動式【北上】

点検を受け出動するネクスコ東日本北上管理事務所の雪氷対策作業車両

 ネクスコ東日本東北支社北上管理事務所(柴田裕之所長)の2017年度雪氷対策作業の安全祈願祭と車両出動式は25日、北上市北鬼柳の同事務所敷地内で開かれた。降雪期間を前に、除雪や凍結防止などの作業を担う同社グループ会社のスタッフらが交通確保に向け気を引き締めた。

 同事務所は東北道の一関IC(インターチェンジ)―花巻IC間、秋田道の北上ジャンクション(JCT)―湯田IC間、釜石道の花巻JCT―東和IC間の計102・7キロ区間を管理。今年の作業は最大で車両60台、70人の体制で24時間待機する。

 同日は同社のグループ10社のほか、共に高速道の安全を守る県警高速隊北上分駐隊から100人以上が参列。神事では、会場に並べたロータリー車などの作業車両を中心とした約40台と参列者を清めた。

 出動式で柴田所長は「グループ一丸となって冬期の交通を確保し、安全・安心、快適便利な高速道路空間になるよう、一層きめ細かく雪氷作業を実施していく」とあいさつ。一部の車両は備え付けの作業装備を点検し、出動した。

 昨年冬の雪氷作業は16年11月6日から今年4月12日まで実施。この間、降雪による通行止めはなかった。

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