須川高原温泉 今季初の積雪【一関】
30日の県内は、発達した低気圧が北東に進み、北日本が冬型の気圧配置となった影響で晴れや曇りとなり、山沿いでは雨や雪の降る所があった。岩手と秋田、宮城の3県にまたがる栗駒山(1626メートル)の8合目に位置する一関市厳美町の須川高原温泉の周辺では、今季初めて雪が積もった。
同温泉従業員によると、前日から降り続いていた雨が朝には雪に変わり、辺り一面が白くなった。
連絡を受けた県南広域振興局一関土木センター職員が同温泉を訪れ、約3センチの積雪と、吹雪による視界不良の状態を確認した。午後4時に真湯ゲートを閉鎖し、国道342号真湯―須川高原温泉間(14・9キロ)を当面の間、通行止めとした。
同区間は31日に天候を見ながら除雪される予定で、11月6日正午からは冬季通行止めに入る。