北上・西和賀
あすから営業休止 ホテル森の風沢内銀河高原 再開時期は未定
西和賀町沢内字貝沢の「ホテル森の風 沢内銀河高原」が、11月１日から当面営業を休止することが分かった。
同ホテルは親会社の日本ハウスホールディングス（成田和幸社長）が、10月31日に銀河高原ビールの全株式をクラフトビール製造・販売のヤッホーブルーイング（長野県軽井沢町、井手直行社長）へ譲渡することに伴い、銀河高原ビールとともに同ホテルがヤッホーブルーイングに経営譲渡されることが決まっていた。
ヤッホーブルーイング広報担当の原謙太郎ユニットディレクターは「11月から二つの事業を進めていく中、まずはビール事業に集中したい」と休館の理由を説明。「再開時期について現在は未定。今後については随時検討していく」と話している。
同ホテルは旧沢内村時代の１９９６年４月に沢内銀河高原ホテルとしてオープン。銀河高原ビールが味わえる宿泊施設として多くの人に利用されていた。
客室数は28室あり、町内でも規模が大きい宿泊施設。髙橋一夫副町長は「事実とすれば非常に残念。正式な話を聞いていないので、これ以上のコメントは差し控える」とした。
