奥州・金ケ崎

未来への思い描く 国道397号新小谷木橋 羽田小児童が見学【奥州】

橋脚の基礎部に「未来の羽田地区に託す想い」をペイントする羽田小の児童

 県は7日、復興道路として奥州市水沢区に整備を進める国道397号(仮称)新小谷木橋の現場見学会を開いた。羽田小学校(西前和恵校長、児童121人)の3、5年生が参加し、工事の進捗(しんちょく)状況や施工事例が少ない工法を学習。橋脚の基礎部には「未来の羽田地区に託す想(おも)い」をペイントし、地域に親しまれるインフラとなることを願った。

 同校の地域学習の一環として、昨年から開催。県南広域振興局土木部の職員や施工業者が、現橋が架け替えの必要な理由や過去の災害被害を説明したほか、橋脚の基礎部を地中に沈める「ニューマチックケーソン工法」(潜函(せんかん)工法)についても、模型を用いて解説した。

 同部道路整備課の熊谷利明主査は「今まではさびなどを直しながら使ってきたが、古くて危ない」と築60年以上が経過した現橋の問題点を指摘。「新たに造っている橋は道路が広くなり、両側に歩道もできるので安全に渡ることができる」と架け替えの意義を強調した。

 児童は同工法によっていずれ沈下する橋脚の基礎部に移動。将来の地元を思い描きながら「ずっと平和でありますように」「もっと発展してほしい」などと、カラフルな塗料でメッセージを書き込んだ。

 三浦謙君(5年)は「未来の羽田がもっと明るくなってほしいので願いを書いた。橋ができたら、きょうのことを思い出すと思う」とうれしそうだった。8日には同校の4、6年生が現場見学会を行う。

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