一関・平泉

サケ遡上へ移動大作戦 千厩川、住民有志ら【一関】

上流に放流するサケを網ですくい上げる移動大作戦の参加者

 一関市の千厩川にサケをよぶ会(永澤公男会長)が主催する第12回「サケ移動大作戦」は11日、市内の千厩川で行われた。参加者が魚類の往来を阻む下流の人工滝付近からサケを捕獲し、上流部に放してサケの遡上(そじょう)を手助けした。

 千厩川には高さ5メートルの色の御前滝があることから、住民有志が自力で上れないサケの自然産卵をサポートしようと、砂鉄川鮭(さけ)鱒(ます)増殖協会の協力で、10年以上前から同作戦を実施している。

 今年は関係団体を中心に約40人が参加し、同市川崎町の同滝下流でとどまっているサケを網を使ってすくい上げた。参加者は強風にあおられながらも、捕まえたサケを協力して水槽に移し、同市千厩町のカトリック清心幼稚園付近に移送、十数匹を放流した。

 同会は千厩川の清流化を目指し、サケの稚魚放流や河川清掃、植林事業にも取り組んでいる。今年は10月末からサケの遡上が確認されるようになったという。昆野洋子副会長は「例年に比べると小ぶりで数も少ないが、震災後に放流したサケが古里に帰ってくるようになった」と話し、活動の継続を誓っていた。

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