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旅の始まりは赤レンガビール バスと市電の共通券で、名所巡り【北海道紀行 函館・大沼】

ベイエリアの金森赤レンガ倉庫。後方に函館山が見える

 JR一ノ関駅から北海道新幹線で新函館北斗駅へ。一ノ関は午前7時12分発、新函館北斗は午後7時37分発で乗り換えなしで往復できるため日帰りも可能だが、今回は1泊2日の旅を満喫した。

 新函館北斗駅で在来線のはこだてライナーに乗り換え、函館駅に到着。観光路線が整備されている函館市内の移動はバスと市電(路面電車)が便利ということで、駅前バス案内所で2日間乗り放題になる共通乗車券を買い求め、市電に乗り込んだ。

 最初に訪れたのは、金森赤レンガ倉庫の函館ビヤホール。和賀祐司副支配人は「お薦めは函館赤レンガビールと函館開拓使ビール。赤レンガビールは甘みがあって飲みやすく、色とネーミングも地元に合っています」と教えてくれた。ご当地グルメのジンギスカンは、生ラムが使われていて独特の臭みもなく、ビールとの相性も抜群だった。

 函館オルゴール堂では、お土産のオルゴール作りに挑戦。パーツが豊富で飾り付けに頭を悩ませる。出来はともかく、大好きな映画「となりのトトロ」の挿入曲「風の通り道」が耳に心地よい。

 八幡坂を上って左手にある函館ハリストス正教会は、白壁に緑の屋根、丸みのある窓など神秘的で親しみが感じられるたたずまい。続いて江戸末期に築造された星形要塞(ようさい)の五稜郭へ。高さ107メートルの五稜郭タワーから撮影してみたが全体はフレームに収まり切らず、その規模の大きさに驚かされた。

 ■協力 北海道観光振興機構

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